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眠っている本音
先日、ある方と話していた時のことです。 その方はある会社でキャリアが長く、 生活の中にそんな不満はなさそうです。 でも、会話の端々に、ふと感じるものがありました。 今の現場に、完全に慣れてしまっている。 慣れているというより、 そこ以外の景色が、見えなくなっている、という感覚。 それ以外の選択肢をするという発想自体を、 遠い過去に忘れてしまっているような、 そんな感覚を受けました。 でもね、これは自然なことといえば自然なこと。 だって「安定した毎日を送れているということは、 脳にとっての"成功"だから」 慣れ、という構造が、本音の声をかき消しているだけ。 人は、安全な場所に長くいると、 そこが「全世界」になっていく。 それ以外の選択肢を探そうとする回路が、 静かに、静かに、眠りについていく。 本音がなくなったわけじゃない。 ただ、聞こえなくなったんです。 「私は本当はどうしたい?」 この問いを、いつ最後に自分に投げかけましたか。 たとえばどんなお仕事にも、 年齢と体力に、確実に上限がある。 誰もがそれを薄々わかっている。 でも多くの人は、..
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