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「好きなことが分からない」と感じる本当の原因

  • 執筆者の写真: ai
    ai
  • 2月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:2月26日

記事NO6:


前回は、「がんばらなくても続く状態」はラクな状態ではなく、負荷を当たり前として扱える“設計”がある状態だ、というお話をしました。


今日はそこから、多くの人が一度はぶつかる「好きなことが分からない」という感覚について、少し整理してみたいと思います。


「好きなことが分からないんです」


この言葉を、私は21年の活動の中で、そして約6,000人の人生相談の中で何度も聞いてきました。


でも私は、この言葉を聞くたびに少しだけ、違う角度で見ています。


それは、好きなことが“ない”のではなく、

分からなくなる構造の中に長くいただけなのではないか、ということ。


多くの人は、好きなことを探すとき、こんな前提で考えます。


  • ワクワクするものを見つけなきゃ

  • 情熱を感じる何かがあるはず

  • 「これだ!」という確信が欲しい


でも、ここに落とし穴があります。


「好き」という感覚は、整った状態で、

ある程度の負荷をかけながら関わる中で育つものだからです。


最初からはっきり分かるものではありません。


たとえば、筋トレ。

やる前から「これ、絶対好き」と分かる人はほとんどいませんよね。


最初はきついし、筋肉痛にもなるし、正直、楽しいと言い切れない。


でも続ける中で、「前より動ける」「体が変わってきた」そんな感覚が出てきて、初めて“好きかもしれない”に変わっていく。


仕事も、表現も、同じです。


ところが多くの人は、負荷をかける前に「これは本当に好き?」と問いすぎてしまう。


その結果、


  • 少し大変だと違う気がする

  • 思ったより成果が出ないと揺らぐ

  • 向いてないのかも、と引いてしまうこうして、好きになる前にやめてしまう。



「好きなことが分からない」と感じている人ほど、

実は、ちゃんと向き合った経験が少ない。


これは能力の問題でも、感性の問題でもありません。設計の“順番”の問題です。



本来は、


  1. ある程度の負荷をかける

  2. 一定期間、関わり続ける

  3. できることが増える

  4. 判断材料がたまる


    このプロセスを通って、ようやく「これは続けたい」「これは違う」が見えてきます。


つまり、「好きなことが分からない」状態は、迷っているのではなく、まだ判断できるだけの情報と体感が足りていないだけ。


だから、焦って「本当に好きなことを見つけなきゃ」と力む必要はありません。


必要なのは、自分を削らない形で、負荷をかけながら関われる対象を持つこと。


その中で、感覚は必ず育っていきます。


次回は、この考え方をさらに一歩進めて、「自分を削らずに続く働き方」とはどんな構造なのか。


仕事・時間・エネルギーの使い方という現実的な視点から、もう少し踏み込んでお話ししていきますね。


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