人生を動かすのは、大きな決断じゃない
前回は、「月10万でいい」が
実は一番あいまいになりやすい、という話をしました。
今日はそこから一歩進んで、
じゃあ実際に人生を動かしていくのはどんな決断なのか、という話をします。
結論から言うと、人生が動くときって、
ドラマみたいな大きな決断は、ほとんどありません。
仕事を辞めるとか、環境をガラッと変えるとか、何かを捨てるとか。
そういう「分かりやすい決断」は、実は結果であって、原因じゃないことの方が多い。
本当に効いているのは、もっと地味で、他人から見たら気づかれないような選択です。
たとえば。
今日は誰の予定を優先するか
違和感を飲み込むか、言葉にするか
「まあいいか」で流すか、立ち止まるか
できない理由を探すか、形にするか
こういう小さな判断の積み重ねが、あとから振り返ったときに、
「あ、ここから流れ変わったな」というポイントになっている。
私は、人生を変えようと思って大きな決断をした記憶は、実はあまりありません。
(自分でなにかを決めた結果として人生が大きく変わっていく感じ。)
でも、「これは誤魔化さないでおこう」「これは自分で決めよう」
そういう小さな選択を、何度も、何度も、してきました。
特に、一人で働くようになってからは、この感覚がとても大事になりました。
誰も正解を教えてくれない。
間違っても、止めてくれる人はいない。
だからこそ、派手な決断よりも、日々の判断の質が、そのまま結果に出ます。
「人生を動かす決断」というと、
勇気とか、強さみたいなものを想像する人も多いけれど。
実際は、自分の感覚を丁寧に扱うこと。
これを軽くしない、という選択の連続です。
違和感を見なかったことにしない
「あとで」を積み重ねない
小さな約束を、自分に対して破らない
こういうことを、ちゃんとやる。
それだけで、人生は、少しずつでも確実に、動いていきます。
もし今、「大きな決断ができない自分」を責めているとしたら。
それ、見当違いかもしれません。
必要なのは、劇的な選択じゃなくて、今日ひとつ、誤魔化さずに決めることです。
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